米・サンフランシスコ保安官組合　ビットコインを押目買い

サンフランシスコ保安官組合（The San Francisco Deputy Sheriffs Association：SFDSA）は、法執行機関の家族やコミュニティの支援を目的とした非営利団体ですが、先週末に「全天候型」というの投資ポートフォリオにビットコインを追加したことを発表しました。同組合がまだビットコインを変動性の高い資産と考えているにもかかわらずです、「厳しい」議論の末に賛成票を投じたほとんどのメンバーにとって、「ボラティリティーは目的に適っている」のです。

「当時のビットコインは、1ビットコインあたり約63,000ドルでした。私たちは幸運にも市場の調整が起こり、ビットコインを低価格で購入することができました。」SFDSAの会長であるケン·ロンバ（Ken Lomba）氏は、「私は、at a discount（割引価格だ）と言いたいのです」と述べています。

ロンバ氏はまた、SFDSAの非営利慈善団体であるProtecting San Franciscoが、近々ビットコインやDogecoinなどの暗号通貨を寄付として受け入れることを明らかにしました。

ビットコインは週末の苦境を振り払い、14％以上の反発を見せ、安値の47,000ドルから高値の53,500ドルまで上昇しました。しかし、この先には大きな供給の壁があり、価格がそれ以上進まない可能性があります。

オンチェーン分析会社IntoTheBlockのIOMAP（In/Out of the Money Around Price）モデルのデータによると、約150万のアドレスが55,000ドルから56,600ドルの間に670,000BTC近くを購入している。このレンジ内にいるビットコイン保有者は、水面下でのポジションの一部を解消して、収支を合わせようとするかもしれません。下降圧力が高まる可能性があるため、価格の上昇を抑えることができるかもしれません。

日本時間10時15分 1BTC=53700 USD （約580万日本円）