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概要:米プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社アポロ・グローバル・マネジメントは、フロリダ州などにオフィスを増やすことを検討している。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で環境が大きく変わる中、人材を確保することが狙い。
米プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社アポロ・グローバル・マネジメントは、フロリダ州などにオフィスを増やすことを検討している。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で環境が大きく変わる中、人材を確保することが狙い。
同社はフロリダ州マイアミとウェストパームビーチに拠点を置くことや、米国内の他の地域や欧州にそれぞれオフィスを構えることも検討している。広報担当のジョアンナ・ローズ氏が明らかにした。ニューヨークに本社を置くアポロは最近、幅広い人材の獲得を目指した戦略の一環として、希望勤務地に関する従業員アンケートを実施したという。
同社の従業員数は昨年末時点で1729人。コロナ禍で各企業が働き方の見直しを迫られる中、この1年で従業員からのフィードバックを集めてきたアポロは、週2日リモート勤務の選択肢を試している。
コロナ禍を受け、ウォール街では州所得税がないフロリダ州やテキサス州などに従業員を移すことを検討する動きが見られる。ゴールドマン・サックス・グループは今年に入り、ウェストパームビーチへの異動を希望する行員を特定するようマネジャーらに求めた。
アポロのローズ氏は、他の場所に移る従業員はいるかもしれないが、会社としてニューヨークから離れる計画はないと語った。
参考記事 |
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ブラックロックのフィンクCEO、NYの増税による人材転出を懸念 |
米フロリダ州パームビーチの高級住宅、富裕層の購買熱なお冷めず |
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