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概要:26日の米株式相場は上昇。世界的にリスク選好ムードが戻り、S&P500種株価指数は終値ベースの最高値を更新した。ワクチン展開を巡る楽観が支えたほか、大半の銀行について増配の制限を6月で終了する米金融当局の決定が好感された。
26日の米株式相場は上昇。世界的にリスク選好ムードが戻り、S&P500種株価指数は終値ベースの最高値を更新した。ワクチン展開を巡る楽観が支えたほか、大半の銀行について増配の制限を6月で終了する米金融当局の決定が好感された。
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S&P500種は終盤に上げが加速し、週間ベースでも上昇した。エネルギーやヘルスケア関連銘柄の好調が目立った。自動車株は世界的な半導体不足の深刻化が意識され、下落した。バイデン米大統領が前日、就任後100日の新型コロナウイルスワクチン接種目標を2倍に引き上げたことが、米国の見通しを明るくした。
S&P500種は前日比1.7%高の3974.54。ダウ工業株30種平均は453.40ドル(1.4%)高の33072.88ドル。ナスダック総合指数は1.2%上昇。ニューヨーク時間午後4時10分現在、米10年債利回りは4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.67%。
ランド・マーチャント・バンクのストラテジスト、ネマ・ラムケラワンバナ氏は、「市場のトーンが不安から楽観に変化した」とし、それは「バイデン大統領がワクチン接種目標を倍に引き上げたことや、米金融当局の配当制限解除が手掛かりになった」とリポートで指摘した。
外国為替市場では円が下落。リスク選好が優勢となる中、対ドルで一時は昨年3月以来の安値となった。資源国通貨は原油相場の反発を支えに、逃避先通貨をしのぐパフォーマンスを見せた。
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%低下。週間ベースでは0.7%上昇した。ドルは対円では0.4%高の1ドル=109円63銭。一時は0.6%高の109円85銭をつけた。ユーロは対ドルで0.3%高の1ユーロ=1.18ドル。
ニューヨーク原油先物相場は反発したが、週間ベースでは小幅に下落。一部地域での新たなロックダウン(都市封鎖)措置で短期的な需要見通しが鈍り、スエズ運河での船舶立ち往生の影響が弱まった。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物5月限は、前日比2.41ドル(4.1%)高の1バレル=60.97ドルで終了。週間では1%未満の下げ。ロンドンICEの北海ブレント5月限は2.62ドル高の64.57ドル。
ニューヨーク金市場ではスポットと先物が反発。週間での下げ幅を縮小した。ドルの下落や米国債利回りが日中の高水準を離れたことを手掛かりに、金の買いが優勢になった。
ニューヨーク時間午後2時18分現在、金スポット価格は前日比0.2%高の1オンス=1730.41ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は7.40ドル(0.4%)上げて1734.40ドルで終了した。
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