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概要:欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。
◎米国市況:ハイテク中心に株下落、国債は小幅高-原油急反発
24日の米株式相場は続落。新型コロナ禍で勝ち組となっていたテクノロジー銘柄から、経済再開の恩恵を受ける銘柄へのローテーションが進んだ。
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ナスダック100指数の構成銘柄では、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズやペロトン・インタラクティブ、ドキュサインの下落が目立った。景気敏感株を買う流れの中、エネルギーや銀行、輸送に関連する銘柄は比較的好調。
S&P500種株価指数が前日比0.6%安の3889.14。ダウ工業株30種平均は3.09ドル(0.1%未満)安の32420.06ドル。ナスダック総合指数は2%低下。
ニュビーンのチーフ投資ストラテジスト、ブライアン・ニック氏は「経済分野が期待を上回り続ける限り、私自身はそう考えるが、シクリカル銘柄のトレードはまだ続くだろう」とブルームバーグテレビジョンで語った。
米国債相場は小幅高。ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.61%。
米財務省が実施した5年債の入札(610億ドル、約6兆6300億円)では、投資家の需要を示す応札倍率が前回入札から改善し、安心感が広がった。25日には7年債620億ドルの入札が控えている。先月の7年債入札は不調に終わり、債券相場急落の引き金となっていた。
外国為替市場ではノルウェー・クローネとカナダ・ドルが堅調。スエズ運河での大型コンテナ船座礁などを受けた原油相場の反発が背景にある。ドルはその他の主要通貨に対して上昇した。
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%上昇。ドルは対円で0.1%高の1ドル=108円72銭。一時は108円96銭に上昇していた。ユーロは対ドルで0.3%安の1ユーロ=1.1811ドル。
ニューヨーク原油先物相場は急反発。昨年11月以来の大幅高となった。米在庫統計でガソリン需要が強まる兆候が示され、世界経済の回復ペースに対する不安が和らいだ。スエズ運河を大型コンテナ船がふさいでいる問題は、座礁した同船を動かす作業が25日まで中断されている。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物5月限は、前日比3.42ドル(5.9%)高い1バレル=61.18ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント5月限は3.62ドル高の64.41ドル。こちらも11月上旬以来の大幅高となった。
ニューヨーク金市場ではスポットと先物が反発。米国債利回りの上昇に失速の兆候が出てきたことを好感した。米耐久財受注が予想外に減少したことも、逃避先資産としての金の魅力を高めた。
金スポット価格はニューヨーク時間午後2時37分現在、前日比0.4%高い1オンス=1734.79ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物6月限は、8ドル(0.5%)上げて1735.50ドルで終了した。
原題:Stocks Slump, With Tech Leading Decline; Oil Jumps: Markets Wrap(抜粋)
Treasuries Gain In Relief Rally After Solid 5Y Sale; 7Y Up Next(抜粋)
Commodity FX Rebounds With Oil; Dollar Pares Gains: Inside G-10(抜粋)
Oil Bounces Back as U.S. Supply Report Hints at Demand Revival(抜粋)
Gold Rises With Ebbing Yields, Economic Data Reviving Demand(抜粋)
◎欧州市況:株ほぼ変わらず、テクノロジー株は上昇-欧州債は堅調
欧州株はほぼ変わらず。投資家は新型コロナウイルスの感染率やワクチン供給への懸念と経済再開の可能性をはかりに掛けている。
ストックス欧州600指数はほぼ変わらずで取引を終了。鉱業株が上昇した一方で自動車株は売られた。エネルギー株は上昇。スエズ運河で大型コンテナ船が座礁し、通行できなくなっていることが手掛かりとなった。
半導体製造装置メーカーを中心にテクノロジー株が上昇。米インテルが新たな工場の建設で大規模な投資を行い、他社向けに半導体を製造するファウンドリー(受託生産)事業に乗り出す計画を明らかにしたことが好感された。
キャンター・フィッツジェラルド・ヨーロッパのキャッシュエクイティーズ責任者カリム・ムサレム氏は、「市場は経済再開が予想以上に複雑化する可能性に気づき始めた」と文書でコメント。「株価は正常に戻った環境を既に織り込んでいたが、時期尚早だった」と指摘した。
欧州債はイタリア債が5日続伸。ドイツ債は4日続伸と、昨年12月以来の長期連騰だった。
英国債も4日連続上昇。利回り曲線は若干フラット化した。
主要国債の利回り |
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ドイツ10年債利回りは1bp低下のマイナス0.36% |
イタリア10年債利回りは1bp低下の0.59% |
フランス10年債利回りは2bp低下のマイナス0.11% |
英10年債利回りは変わらず0.76% |
ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)
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