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概要:半導体製造装置メーカー大手の米アプライド・マテリアルズは、米投資会社KKR傘下の旧日立系企業KOKUSAI ELECTRICを35億ドル(約3800億円)で買収する計画を中国当局がまだ承認していないとして、同買収を断念する可能性がある。
半導体製造装置メーカー大手の米アプライド・マテリアルズは、米投資会社KKR傘下の旧日立系企業KOKUSAI ELECTRICを35億ドル(約3800億円)で買収する計画を中国当局がまだ承認していないとして、同買収を断念する可能性がある。
アプライド、KOKUSAIへの買収提示額59%引き上げ-3600億円に
アプライド・マテリアルズは26日までに当局の承認を得られなければ買収契約は破談したものとして、KKRに現金1億5400万ドルの違約金を支払う意向を示した。中国当局の承認取得は当初、3月19日が期限だった。
世界最大の半導体市場である中国で監督当局からの承認を得ることは、今回の買収計画にとって必須だ。半導体は米中間の争いでも重要な分野となっており、アプライド以外に米アナログ・デバイセズによる米マキシム・インテグレーテッド・プロダクツの買収なども中国当局の承認を待っている。
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