简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:東京海上ホールディングスは破綻した英金融会社グリーンシル・キャピタルの関連で、予想より大きなエクスポージャーに直面している。事情に詳しい関係者が明らかにした。損失を抑えるための再保険契約が、グリーンシルと取引していた部門をカバーしていなかったことが分かったという。
東京海上ホールディングスは破綻した英金融会社グリーンシル・キャピタルの関連で、予想より大きなエクスポージャーに直面している。事情に詳しい関係者が明らかにした。損失を抑えるための再保険契約が、グリーンシルと取引していた部門をカバーしていなかったことが分かったという。
関係者によると、東京海上Hの子会社でオーストラリアの保険引受業者BCCはある時点で、100億オーストラリア・ドル(約8440億円)余りのグリーンシル向けの保険を引き受けていたが、複数の再保険会社で構成するグループの契約対象ではなかった。ハノーバー再保険やスコールなどは最近、グリーンシルを巡る状況を明確にするよう東京海上Hに求め、同社はこれら再保険会社のエクスポージャーは非常に少額と返答したという。非公開のやり取りだとして関係者は匿名を条件に語った。
東京海上Hの広報担当者はこの件のほか、グリーンシル関連リスクをカバーする他の再保険契約があるかについて、いずれもコメントを控えた。ハノーバー再保険とスコールの広報担当者もコメントしなかった。
BCCが数十億ドルに上るグリーンシル融資への保証契約を更新しないと決めたことが、グリーンシル転落の引き金となった。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、東京海上Hは残りのグリーンシル関連リスクの大部分は再保険によってカバーされていると示唆していた。
再保険契約はヒューストンにある東京海上Hの信用保険部門HCCが購入し、BCCも対象となるはずだったが、社内の不手際で必要な承認が出されていなかったと関係者の1人が述べた。
東京海上Hは10日、BCCとグリーンシルの取引を確認した結果、今期(2021年3月期)業績予想の変更は必要ないと判断したと発表した。
東京海上H:今期業績の修正必要ない、グリーンシルとの取引確認
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。