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概要:電気自動車メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は19日、同社の15億ドル(約1580億円)のビットコイン投資を擁護し、ビットコインは現金よりはましだと発言した。
電気自動車メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は19日、同社の15億ドル(約1580億円)のビットコイン投資を擁護し、ビットコインは現金よりはましだと発言した。
マスク氏は「フィアット通貨(法定通貨)の実質金利がマイナスの状況で、別の場所に目を向けようとしないのは愚か者だけだろう」とツイート。これを受けてビットコインは5万2000ドルを突破し最高値を更新した。
ロンドン時間午前11時10分時点でビットコインは1.2%高の5万2669ドル。今週だけで約10%値上がりしている。
マスク氏の発言はある意味で、今年の市場が直面している状況を代弁している。新型コロナウイルス不況への対策として政府が巨額の資金を金融システムに注入する中で投資家はインフレへの懸念を深め、資産の保管場所として現金以外を模索している。
マスク氏は、ビットコインは「現金よりはばかばかしくない流動性の形態」だと説明した。
Teslas action is not directly reflective of my opinion. Having some Bitcoin, which is simply a less dumb form of liquidity than cash, is adventurous enough for an S&P500 company.
— Elon Musk (@elonmusk) February 19, 2021
ビットコイン「現金とほぼ同じほど無価値」、でも少しまし-マスク氏
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