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概要:10日の米株式市場では、S&P500種株価指数が小幅続落。朝方は上昇し、日中ベースの最高値を更新する場面もあった。最新のインフレ指標が景気対策実現の見通しにどういった意味合いを持つのか見極めようとする動きとなった。
10日の米株式市場では、S&P500種株価指数が小幅続落。朝方は上昇し、日中ベースの最高値を更新する場面もあった。最新のインフレ指標が景気対策実現の見通しにどういった意味合いを持つのか見極めようとする動きとなった。
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S&P500種は前日比0.1%未満下げて3909.88。ダウ工業株30種平均は61.97ドル(0.2%)高の31437.80ドル。ナスダック総合指数は0.3%下落。
米国債市場では、10年債利回りが1.15%を割り込んだ。1月の米消費者物価指数(CPI)統計で、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数が2カ月連続で前月比横ばいとなったことが背景。ニューヨーク時間午後4時38分現在、同利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.12%。
1月のCPIは低調となったが、物価上昇圧力は今後数カ月に強まるとの懸念が続いている。米議会が大規模な追加経済対策法案を可決するとの見通しや、新型コロナウイルスのワクチン接種が進むにつれ個人消費が持ち直すとの見方が理由だ。
外国為替市場ではドルが下落。ドル指数は4営業日続落となった。成長押し上げに向け、議会が景気対策法案を可決する可能性があるとの見方が背景。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、景気回復を支えるため緩和的な金融政策とさらなる財政政策の両方が必要だとあらためて訴えた。
主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%低下。ニューヨーク時間午後4時39分現在、ドルは対円でほぼ変わらずの1ドル=104円62銭。ユーロは対ドルでほぼ変わらずの1ユーロ=1.2118ドル。
ニューヨーク原油先物相場は8営業日続伸。世界的な供給減があらためて意識され、2019年2月以来最長の連続高となった。米エネルギー情報局(EIA)の週間統計では米原油在庫が減少、昨年3月以来の低水準となった。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物3月限は32セント(0.6%)高の1バレル=58.68ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント4月限は38セント高の61.47ドル。
金スポット相場は4営業日続伸。1月の米消費者物価指数(CPI)のコア指数が2カ月連続で前月比横ばいと、市場予想を下回った。RJOフューチャーズのボブ・ヘイバーコーン氏は、「金融当局のインフレ目標から離れているため、追加経済対策が講じられることになると市場は受け止め」、金が支えられたと説明した。
スポット価格はニューヨーク時間午後3時8分現在、0.2%高の1オンス=1842.34ドル。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は0.3%高の1オンス=1842.70ドルで終了。
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