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概要:イランは、石油輸出への制裁で失われた収入を米国が補償するべきだと主張、700億ドル(約7兆2000億円)の賠償金を支払うよう要求した。国営イラン放送(IRIB)が最高指導者ハメネイ師に助言する外交戦略会議のカマル・ハラジ議長の発言として報じた。
イランは、石油輸出への制裁で失われた収入を米国が補償するべきだと主張、700億ドル(約7兆2000億円)の賠償金を支払うよう要求した。国営イラン放送(IRIB)が最高指導者ハメネイ師に助言する外交戦略会議のカマル・ハラジ議長の発言として報じた。
IRIBのウェブサイトに掲載された記事によると、ハラジ氏は、トランプ米大統領が2018年に離脱したイラン核合意にバイデン次期大統領が復帰するのであれば、この賠償金の支払いが前提条件になると述べた。
米国は19年、イラン産原油購入への制裁適用免除を停止。ブルームバーグがまとめたデータによると、17年にイランの原油輸出は日量260万バレルに上ったが、昨年12月には同35万5000バレルに落ち込んでいた。
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