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概要:ブリヂストンのファイアストン・ビルディング・プロダクツ部門の買収を目指していたキングスパン・グループとスタンダード・インダストリーズが入札から撤退した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
ブリヂストンのファイアストン・ビルディング・プロダクツ部門の買収を目指していたキングスパン・グループとスタンダード・インダストリーズが入札から撤退した。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
両社は入札最終ラウンドに残っていたが、21日の期限までの買収案提出を見送ったという。情報の非公開を理由に関係者が匿名を条件に語った。ブルームバーグ・ニュースは今月、ファイアストン・ビルディング・プロダクツ部門の売却額は25億ドル(約2600億円)以上に達する見込みだと伝えていた。
アイルランドの建築資材会社キングスパンは、過去にも対象資産の価格が高過ぎると判断して買収から手を引いたことがある。同社経営陣は現在、2017年に起きたロンドンのグレンフェル・タワー火災への対応に追われている。同タワーではキングスパンの断熱材が使われていた。キングスパンの株価は11月初め以降に約25%下落している。
キングスパンは先週、グレンフェル・タワー火災に関する調査で明るみに出た問題について謝罪。主要幹部1人が近く退任することも明らかにした。ファイアストン・ビルディング・プロダクツ部門の入札から撤退した理由は現時点では不明。実現していれば、キングスパンにとって過去最大の買収となっていた。
同社の広報担当者は「キングスパンは規律を重んじる買い手として、建物外面において現在の中心分野を補完し得る省エネルギー関連の機会を追求し続けている」と資料でコメント。具体的な案件に関する言及は控えた。
ファイアストン・ビルディング・プロダクツ部門はブリヂストン北米部門の一部で、屋根材など建築関連の製品を手掛ける。
同部門を巡っては最終決定はしておらず、買い手候補が交渉に復帰することや別の買い手が現れる可能性もあると、関係者は指摘した。スタンダード・インダストリーズの担当者はコメントを控えた。
ブリヂストンの広報担当者は、従業員や顧客、株主のために価値を解き放ち、ファイアストン・ビルディング・プロダクツの長期成長計画を支援する機会を探っているとコメントした。
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