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欧州医薬品庁、ファイザーのワクチン支持－21日中にもＥＵ承認の公算
概要：欧州医薬品庁（ＥＭＡ）は21日、米ファイザーとドイツのビオンテックが共同開発した新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ１９）ワクチンを支持すると記者会見で発表した。
欧州医薬品庁（ＥＭＡ）は21日、米ファイザーとドイツのビオンテックが共同開発した新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ１９）ワクチンを支持すると記者会見で発表した。
欧州連合（ＥＵ）の行政執行機関である欧州委員会から条件付き製造販売承認（ＣＭＡ）が付与されれば、域内で年内の接種開始が可能となる。フォンデアライエン欧州委員長は、欧州委は迅速に行動し、同日中に承認の是非を判断する見込みだとツイートした。
Its a decisive moment in our efforts to deliver safe & effective vaccines to Europeans!
The @EMA_News just issued a positive scientific opinion on the #BioNTech / @pfizer vaccine.
Now we will act fast. I expect a @EU_Commission decision by this evening.
— Ursula von der Leyen (@vonderleyen) December 21, 2020
承認されれば、ＥＵとして新型コロナワクチンでは初めてとなる。
ＥＭＡの当局者は、英イングランド南東部で感染が広がる新型コロナの変異種に同ワクチンが有効でないと示唆する証拠はないと指摘した。変異種感染を念頭に、ロンドンでは20日から再びロックダウン（都市封鎖）が実施され、カナダやフランス、ドイツなどが英国発の航空便の受け入れや英国との鉄道運行を停止した。
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