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概要:1日の米株式相場は続伸。大型テクノロジー株を中心に買いが入った。この日も、ホワイトハウスと議会民主党が追加経済対策で合意できるか注視する相場展開が続いた。原油は反落。
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1日の米株式相場は続伸。大型テクノロジー株を中心に買いが入った。この日も、ホワイトハウスと議会民主党が追加経済対策で合意できるか注視する相場展開が続いた。原油は反落。
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アマゾン・ドット・コムやマイクロソフト、テスラの株価上昇で、ナスダック100指数はほぼ1カ月ぶりの高値に押し上げられた。一方、エネルギー銘柄の下落がS&P500種株価指数の上値を抑えた。経済対策法案を巡る動向に振り回され、ボラティリティーの高い相場となった。
S&P500種は前日比0.5%高の3380.80。ダウ工業株30種平均は35.20ドル(0.1%)高の27816.90ドル。ナスダック総合指数は1.4%上昇。
米国債は中長期債が上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)未満低下の0.68%。序盤は下げたが、追加経済対策を巡る協議が再び行き詰まると切り返し、上昇に転じた。ただ終盤には、新型コロナウイルス感染症治療薬レムデシビルの米当局承認が「かなり近い」とのギリアド幹部の発言で米国株が持ち直し、米国債は伸び悩んだ。
外国為替市場ではポンドが下落。欧州連合(EU)離脱協議を巡って相反する内容の報道が伝わる中、極めて荒い値動きとなった。
ドルは下落。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%低下と、4日続落。ドルは対円では0.1%高の1ドル=105円53銭。ユーロは対ドルで0.2%高の1ユーロ=1.1748ドル、ポンドは0.2%安の1ポンド=1.2891ドル。
ニューヨーク原油先物相場は反落。2週間ぶりの安値となった。米経済対策の行方を巡って相反する見解が示唆され、消費回復に関する懸念が強まった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物11月限は1.50ドル(3.7%)安の1バレル=38.72ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント12月限は1.37ドル下げて40.93ドル。
ニューヨーク金先物相場は反発。米経済対策を巡る協議の進展に注目が集まる中、ドルが下落したことが背景。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は20.80ドル(1.1%)高の1オンス=1916.30ドルで終了した。
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