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概要:ソフトバンクグループは新たに投資運用子会社を設立するのに伴い、100億ドル(約1兆650億円)超の上場株投資を目標としている。計画に詳しい複数の関係者が明らかにしたもので、孫正義社長が11日に株主に説明していた金額を大きく上回る。
ソフトバンクグループは新たに投資運用子会社を設立するのに伴い、100億ドル(約1兆650億円)超の上場株投資を目標としている。計画に詳しい複数の関係者が明らかにしたもので、孫正義社長が11日に株主に説明していた金額を大きく上回る。
投資額は数百億ドルに達する可能性があると関係者のうち1人は説明。計画の非公開を理由にいずれも匿名を条件に語った。
孫社長は11日の決算会見で、投資運用子会社を設立する計画を公表。同子会社の資本金は約5億5500万ドルだとしていた。ただ、このプロジェクトに詳しい複数の関係者によれば、これは仮の数字だという。
同関係者らによると、新しい資産運用チームはアブダビ在勤のシニアバイスプレジデント、アクシェイ・ネヘタ氏が率いる。ソフトバンクグループはこの数カ月間で米大手テクノロジー企業の株式を目立たないように取得していたという。
孫社長は11日、ソフトバンクグループがフェイスブックとアマゾン・ドット・コム、アップル、ネットフリックス、アルファベット傘下のグーグルから成るいわゆる「FAANG」銘柄の一部を取得したと明らかにした。
ソフバンクG新会社、アップルやアマゾンに投資-孫氏200億円拠出
ソフトバンクグループはこうした株式投資の規模を開示していない。事情に詳しい複数の関係者によれば、同社が直接投資している株主として公の記録に載らないようにする仕組みとなっている。
ソフトバンクグループの担当者はコメントを控えた。
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