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概要:日銀が11日に発表した7月の貸出・預金動向によると、銀行・信金計の貸出平残は前年比6.3%増となった。伸び率は6月の同6.2%増を上回って統計の公表開始以来の最高を更新した。新型コロナウイルスの感染拡大で事業環境が急速に悪化し、特に中小企業で資金ニーズが高い状況が継続。地方銀行や信用金庫といった地域金融機関で貸し出しが一段と伸びた。 内訳では、都銀等の貸出平残が7.8%増と前月の8.6%増から伸び率が鈍化する一方、地銀・第二地銀は5.1%増で1
[東京 11日 ロイター] - 日銀が11日に発表した7月の貸出・預金動向によると、銀行・信金計の貸出平残は前年比6.3%増となった。伸び率は6月の同6.2%増を上回って統計の公表開始以来の最高を更新した。新型コロナウイルスの感染拡大で事業環境が急速に悪化し、特に中小企業で資金ニーズが高い状況が継続。地方銀行や信用金庫といった地域金融機関で貸し出しが一段と伸びた。
内訳では、都銀等の貸出平残が7.8%増と前月の8.6%増から伸び率が鈍化する一方、地銀・第二地銀は5.1%増で1991年7月と並んで過去最高の伸び率、信金も6.2%増で過去最高の伸び率となった。大企業では資金需要が一服したほか、資金調達先をCPや社債にシフトする動きが見られた半面で、地域金融機関では中小企業向けの実質無利子・無担保融資が伸びている。
貸出平残は銀行・信金計で572兆7058億円、地銀・第二地銀で264兆2769億円、信金で73兆6035億円でいずれも過去最高。
日銀の担当者は、中小企業向け融資について「当面、実質無利子・無担保融資を中心に増加していく可能性が高いとみているが、増加ペースは徐々に鈍化していくことが見込まれる。設備資金需要やM&A(合併・買収)資金への需要も減速していくことが懸念されている」と指摘。引き続き不確実性が非常に高い状況のため、動向を注視していくとしている。
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