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概要:スペインのサンチェス首相は12日、新型コロナウイルスの感染防止に向けたロックダウン(都市封鎖)措置について、解除を進めるかは状況次第、との考えを示した。 スペインでは3月中旬からロックダウンを行っている。政府は11日、建設や製造など一部セクターの13日からの再開に向け、企業が適切な感染防止備品を準備し、従業員間の距離を少なくとも2メートルに保つことなどをガイドラインで示した。 サンチェス氏は12日の会見で「われわれは、通常の
[マドリード 12日 ロイター] - スペインのサンチェス首相は12日、新型コロナウイルスの感染防止に向けたロックダウン(都市封鎖)措置について、解除を進めるかは状況次第、との考えを示した。
スペインでは3月中旬からロックダウンを行っている。政府は11日、建設や製造など一部セクターの13日からの再開に向け、企業が適切な感染防止備品を準備し、従業員間の距離を少なくとも2メートルに保つことなどをガイドラインで示した。
サンチェス氏は12日の会見で「われわれは、通常の生活を始める段階からまだほど遠い。ただ、勝利に向けた最初の確固たる措置に着手した」と語った。
専門家委員会の意見を踏まえての決定だと説明し、進展状況をみながらさらに解除を進める考えを示した。
そのうえで「進展がなければ制限措置を続けるか、もしくは強化することもある」と強調した。
保健省の12日データによると、新型コロナによる1日の死者は619人と3日ぶりに増加した。死者の合計は1万6972人。感染者は約2.6%増え16万6019人だった。
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