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Ｇ20声明、減産規模に触れず緊急会合終了－サウジの外交努力実らず
概要：20カ国・地域（Ｇ20）エネルギー相会合は、原油市場の安定化に向けて措置を講じることへの支持を表明して終わった。日量500万バレルの減産で合意すると期待されていたが、共同声明の草案は具体的な削減規模に触れていない。
20カ国・地域（Ｇ20）エネルギー相会合は、原油市場の安定化に向けて措置を講じることへの支持を表明して終わった。日量500万バレルの減産で合意すると期待されていたが、共同声明の草案は具体的な削減規模に触れていない。
新型コロナウイルスの影響で急減したエネルギー需要から、原油市場を守るために協調減産が期待されていたが、達成の見通しは不透明になった。サウジアラビアの外交イニシアチブは繰り返し、障壁に押し戻された。
石油輸出国機構（ＯＰＥＣ）に主要産油国を加えたＯＰＥＣプラスが前日に大筋で合意した日量1000万バレルの減産をめぐり、唯一抵抗していたメキシコをサウジが説得できたのかどうか依然不明だ。
トランプ米大統領は10日午後にホワイトハウスで記者会見し、米国は何とかメキシコを説得しようとしていると述べた。
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