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概要:国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長は9日、サウジアラビア資本の衛星テレビ局アルアラビーヤで、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で落ち込んだ原油需要を支えるめ、輸入国が原油の購入を表明する可能性があると指摘した。 ビロル事務局長は「10日に開催される20カ国・地域(G20)エネルギー相会合で、戦略備蓄の積み上げや需要を支えるための原油購入の表明があるかもしれない」と述べた。 また、「この問題(新型コロナ)が解決し、世界経済
[ドバイ 9日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)のビロル事務局長は9日、サウジアラビア資本の衛星テレビ局アルアラビーヤで、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で落ち込んだ原油需要を支えるめ、輸入国が原油の購入を表明する可能性があると指摘した。
ビロル事務局長は「10日に開催される20カ国・地域(G20)エネルギー相会合で、戦略備蓄の積み上げや需要を支えるための原油購入の表明があるかもしれない」と述べた。
また、「この問題(新型コロナ)が解決し、世界経済が回復するのと同時に、原油需要も回復すると予想している。だた、原油価格が早急に回復はするとはみていない」と語った。
世界の燃料需要は、30%も落ち込んでいる。新型コロナ対策で、飛行機の運航は停止、自動車の利用も減少し、経済活動が抑制されているためだ。
ビロル事務局長は「10日のG20サミットで起こることは、非常に重要なものになる。一部産油国だけでなく、世界経済も直面する問題だからだ」と主張した。
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