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今年の欧州株は最安値更新へ、１株利益は45％減－ゴールドマンが予測
概要：欧州の主要株価指数ストックス欧州600の構成銘柄１株当たり利益（ＥＰＳ）は今年約45％減少し、相場は最安値を更新する可能性が高い。ゴールドマン・サックスが予測した。経済成長は金融危機時に経験したような落ち込みとなる恐れがある。
欧州の主要株価指数ストックス欧州600の構成銘柄１株当たり利益（ＥＰＳ）は今年約45％減少し、相場は最安値を更新する可能性が高い。ゴールドマン・サックスが予測した。経済成長は金融危機時に経験したような落ち込みとなる恐れがある。
シャロン・ベル氏らゴールドマンのストラテジストは世界全体の国内総生産（ＧＤＰ）が2021年に６％増、22年には11％増と予測する。これは22年になっても19年や07年の水準を回復できないことを意味する。
世界経済の回復に伴い、ＥＰＳも21年に50％回復すると見込む。ただ、株式のリスクプレミアムが歴史的な高水準にある一方で、予想利益に基づく株価収益率は12年の８倍や、08年から09年の７倍のような底には達していないと指摘した。
ベル氏らは、過去の低迷期と比べて幾つかの前向きな変化もあるとし、迅速な政策対応や金融機関の資金力改善、バランスシートの健全化などを挙げた。
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