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概要:総務省が23日発表した7月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は101.5となり、前年同月比で0.6%上昇した。上昇率は前月と同じで、ロイターが集計した民間予測とも一致した。 総務省は「緩やかな上昇傾向で推移している」(幹部)との判断を維持した。 上昇に寄与したのは生鮮食品を除く食料や光熱・水道費、教養・娯楽費など、下落に寄与したのは交通・通信費などだった。食料ではアイスクリームが前年同月比6.9%上昇。原材料費の値
[東京 23日 ロイター] - 総務省が23日発表した7月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は101.5となり、前年同月比で0.6%上昇した。上昇率は前月と同じで、ロイターが集計した民間予測とも一致した。
総務省は「緩やかな上昇傾向で推移している」(幹部)との判断を維持した。
上昇に寄与したのは生鮮食品を除く食料や光熱・水道費、教養・娯楽費など、下落に寄与したのは交通・通信費などだった。食料ではアイスクリームが前年同月比6.9%上昇。原材料費の値上がりや輸送費の上昇が影響した。一方、交通・通信費での下落は、携帯電話通信料が前年同月比5.7%低下したことなどが響いた。
6月との比較では、ガソリンの下落や宿泊費の上昇幅縮小が下押し要因になった一方、携帯電話機の上昇が押し上げ要因となった。
7月の総合指数は前年同月比0.5%上昇。前月の0.7%上昇からプラス幅が縮小した。キャベツが前年同月比13.5%下落するなど、生鮮食品の下落が響いた。
生鮮食品およびエネルギーを除く総合指数は前年同月比0.6%上昇。前月の0.5%上昇からプラス幅が拡大した。
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