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概要:英銀バークレイズは、米国のスワップカーブが1年後にかなりフラットなままであったり逆転していたりすれば利益が出る仕組み証券「フラットナー」200万ドル(約2億1300万円)相当を販売した。米金融当局に十分な利下げ余力がなく成長やインフレを押し上げられないと投資家が懸念するシナリオで有利になる商品だ。
英銀バークレイズは、米国のスワップカーブが1年後にかなりフラットなままであったり逆転していたりすれば利益が出る仕組み証券「フラットナー」200万ドル(約2億1300万円)相当を販売した。米金融当局に十分な利下げ余力がなく成長やインフレを押し上げられないと投資家が懸念するシナリオで有利になる商品だ。
利下げ局面ではイールドカーブは通常スティープ化するので、バークレイズの商品を買った投資家は「今回は違う」というウォール街の最古かつ、最も危険な格言の1つを信じているのかもしれない。短期債は長期債よりも政策金利の動向に敏感で、また利下げはインフレリスクのプレミアムを拡大させるため、イールドカーブは過去の緩和サイクルで総じてスティープ化してきた。
しかし、JPモルガン・アセット・マネジメントの最高投資責任者(CIO)を務めるボブ・マイケル氏も、「今回は違う」派だ。同氏は7月のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「歴史書を捨てろ」と発言。短期金利が低下すると、投資家が少しでもリターンを高めようとして中長期債へと目を向け、イールドカーブ「パンケーキのようにフラット」になるだろうと語った。
現在、30年と2年のスワップレートの差は、約9ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)。バークレイズの商品は差が45bp以下である限り、買い手は約1年で10%のリターンを得られる。45bpを超えると1bpごとに元本の1%を失う。損失の上限は15%。バークレイズの広報担当者はコメントを控えた。
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