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米、地上発射型中距離ミサイルの発射実験に成功－ＩＮＦ条約失効受け
概要：米国は18日、地上発射型の中距離巡航ミサイルの発射実験を行った。 旧ソ連と1987年に締結した中距離核戦力（ＩＮＦ）廃棄条約が失効して２週間余りで、米国は中距離ミサイル能力の開発への強い決意を示した。
米国は18日、地上発射型の中距離巡航ミサイルの発射実験を行った。 旧ソ連と1987年に締結した中距離核戦力（ＩＮＦ）廃棄条約が失効して２週間余りで、米国は中距離ミサイル能力の開発への強い決意を示した。
米国防総省はカリフォルニア州サンニコラス島で地上発射型中距離ミサイルの発射実験を実施
ＤＶＩＤＳ
同省によると、ミサイルは「500キロメートル強飛行し、目標物に命中した」という。
米国とロシアはＩＮＦ廃棄条約により、核弾頭の有無にかかわらず射程500－5500キロの地上発射型弾道・巡航ミサイルの実験・配備を禁じられていた。トランプ政権はロシアが長期にわたり同条約に違反していると主張、中国を含む新たな条約を目指し、同条約からの離脱を通告した。
米政府高官は今月２日、ＩＮＦ廃棄条約が失効していなければ違反となる新たなミサイル技術の実験を米国が計画していると述べていた。
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