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概要:14日の米株式相場は大幅反落。主要株価指数が今年有数の下落率となる一方、米国債は大きく値上がりした。世界経済減速の兆候が重なり、リセッション(景気後退)懸念が広がった。
14日の米株式相場は大幅反落。主要株価指数が今年有数の下落率となる一方、米国債は大きく値上がりした。世界経済減速の兆候が重なり、リセッション(景気後退)懸念が広がった。
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S&P500種株価指数が3%近く下げたほか、ダウ工業株30種平均は800ドル安と今年最大の下げとなり、構成30銘柄が全て下落。2007年以降で初めて10年債の利回りが2年債利回りを一時下回ったことで、株安に拍車が掛かった。30年債利回りは過去最低水準に達した。業種別ではゴールドマン・サックスをはじめとする金融株の下げが目立った。
S&P500種株価指数は前日比2.9%安の2840.60。ダウ平均は800.49ドル(3.1%)安の25479.42ドル。ナスダック総合指数は3%低下。ニューヨーク時間午後4時50分現在、米10年債利回りは12ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.58%。
FTSEラッセルの世界市場調査担当マネジングディレクター、アレック・ヤング氏は「米中貿易を巡る不透明性が根強い中で、まず売ってあとで疑問を解消させる傾向が投資家の間で強まっている」とコメント。「ボラティリティーを反転させられるのは、世界経済の成長が底入れしたことを告げる確かな証拠しかないようだ」と語った。
ニューヨーク原油先物相場は大幅反落。世界的な株安となったことや、米原油在庫が予想外に増加したことで、景気減速懸念が強まった。エクセル・フューチャーズのマーク・ワゴナー社長は、投資家には「ろうばいが見られる」と指摘した。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物9月限は1.87ドル(3.3%)安の1バレル=55.23ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント10月限は3%安の59.48ドル。
ニューヨーク金先物相場は反発。中国とドイツの経済統計を手掛かりに世界経済の見通し不安が広がる中、逃避先資産に資金が流れた。米中貿易摩擦は緩和の兆しが出ているが材料視されなかった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は0.9%高の1オンス=1527.80ドルと、中心限月としては2013年4月以来の高値で終えた。
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