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ドイツ鉱工業生産、前年比5.2％減と10年ぶり落ち込み－製造業が悪化
概要：ドイツ経済省が７日発表した６月の鉱工業生産指数は前月比1.5％低下し、予想を上回る落ち込みを記録した。同国の製造業活動の悪化が反映された格好だ。
ドイツ経済省が７日発表した６月の鉱工業生産指数は前月比1.5％低下し、予想を上回る落ち込みを記録した。同国の製造業活動の悪化が反映された格好だ。
鉱工業生産指数は、ブルームバーグが調査したアナリストの予想（前月比0.5％の低下）を上回る縮小を示した。前年同月比でも5.2％低下と約10年ぶりの落ち込みとなった。予想は3.1％の低下だった。
世界的な需要減少と貿易摩擦の拡大が過去数カ月にわたりドイツの製造業に打撃を与え、自動車メーカーのダイムラーや同部品のコンチネンタルといった大企業も業績見通しの下方修正を余儀なくされた。
ドイツ連邦銀行は４－６月（第２四半期）がマイナス成長になると予想しており、企業と投資家の信頼感低下を受け、同国がリセッション（景気後退）に向かっているのではないかとの観測に拍車が掛かっている。４－６月の国内総生産（ＧＤＰ）速報値は14日発表される。
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