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ソフトバンクＧ、ハッカー対策の米サイバーリーズンに２億ドル追加投資
概要：ソフトバンクグループはサイバーセキュリティーの米サイバーリーズンに２億ドル（約210億円）を追加投資する。ボストンに本社を置く同社は世界的な通信事業者少なくとも10社に対するハッキングを６月に発見しており、市場拡大と製品のアップグレードを図る。
ソフトバンクグループはサイバーセキュリティーの米サイバーリーズンに２億ドル（約210億円）を追加投資する。ボストンに本社を置く同社は世界的な通信事業者少なくとも10社に対するハッキングを６月に発見しており、市場拡大と製品のアップグレードを図る。
ソフトバンクグループのマルセロ・クラウレ最高執行責任者（ＣＯＯ）は「企業がサイバーセキュリティーリスクを管理し、個人の情報を保護するのを支援する上でサイバーリーズンは主導的な役割を果たしている」 と説明。人工知能（ＡＩ）を活用したテクノロジーの重要性を強調した。
サイバーリーズンはコンピューターと携帯電話、サーバーから成る企業情報システムに、クラウド内の「脳」と通信するソフトウエアをインストールする。プラットフォームは機械学習とＡＩに基づいており、システムが攻撃される前に脅威を検知し隔離すると、サイバーリーズンのリオ・ディヴ最高経営責任者（ＣＥＯ）がインタビューで述べた。
リサーチ・アンド・マーケッツが５月公表したリポートによれば、ＡＩを活用したサイバーセキュリティー市場の規模は2026年までに382億ドルに達し、19年から23％余り増加すると予測されている。
サイバーリーズンは約３億9000万ドルを調達しているが、そのほとんどがソフトバンクからの資金となっている。
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