简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:トルコ最大都市イスタンブールのやり直し市長選挙が23日に投開票され、野党候補のイマモール氏が大勝した。同市長選は当初3月31日に行われたが、エルドアン大統領が敗北を受け入れずに再度実施。今回、野党候補があらためて勝利を収めたことで、大統領とその経済政策に厳しい審判が下った形となった。
トルコ最大都市イスタンブールのやり直し市長選挙が23日に投開票され、野党候補のイマモール氏が大勝した。同市長選は当初3月31日に行われたが、エルドアン大統領が敗北を受け入れずに再度実施。今回、野党候補があらためて勝利を収めたことで、大統領とその経済政策に厳しい審判が下った形となった。
国営アナトリア通信によれば、開票率95%超の段階で、野党・共和人民党(CHP)の新人候補、イマモール氏の得票率は54%と、与党・公正発展党(AKP)のユルドゥルム候補(元首相)の同45%を上回った。イマモール氏は3月31日の投票で1万4000票の得票差を付けていたが、今回その差は80万票近くに拡大。トルコの民主主義の土台や、消費者物価と失業率の上昇に揺れる同国経済への有権者の懸念を浮き彫りにする結果となった。
ユルドゥルム氏は選挙結果を受け入れた。エルドアン大統領は「非公式の結果に基づくものだが、イマモール氏の勝利を祝す」とツイートした。ただ、イマモール氏が法的問題に直面する可能性を示唆し、県知事を侮辱した疑いで裁かれる恐れがあり、実刑判決を受ければ失職につながりかねないと述べた。エルドアン大統領も1998年のイスタンブール市長時代に、イスラム教の詩を朗読してトルコの政教分離原則に抵触したとされ、失職していた。
イスタンブール市長選での敗北は、トルコ最大の都市であり商業の中心地の支配を譲る以上の意味がある。エルドアン大統領も同市長職をバネに政治的キャリアを飛躍させた経緯があり、イマモール氏(49)が同市長として良い成果を収めれば、将来の大統領選で争うことにもなりかねない。
リラはアジア時間24日早朝の取引で上昇。対ドルで一時1%高の1ドル=5.7561リラを付けた。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。