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概要:プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社アポロ・グローバル・マネジメントによる自動車部品メーカー、テネコ買収を資金面で支援した銀行団が、その融資債権の一部を売却する準備を進めている。銀行団はシティグループやバンク・オブ・アメリカ(BofA)が率いている。事情に詳しい複数の関係者が語った。
2023年8月3日 13:24 JST
銀行団は昨年、バイアウト向けで54億ドル相当の債権抱え込む
ジャンク債とレバレッジドローンの市況が最近、改善している
プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社アポロ・グローバル・マネジメントによる自動車部品メーカー、テネコ買収を資金面で支援した銀行団が、その融資債権の一部を売却する準備を進めている。銀行団はシティグループやバンク・オブ・アメリカ(BofA)が率いている。事情に詳しい複数の関係者が語った。
関係者によれば、銀行団は今週中に買い手候補と会合を持ち、来週に正式に売却手続きを開始する予定だ。ただ売却規模は未定で、計画変更の可能性もあると、関係者が非公開協議を理由に匿名で語った。
BofAやシティ、アポロの担当者はコメントを控えた。
銀行団は昨年11月、テネコ買収を支えるため約54億ドル(現在のレートで7700億円)を提供する際、投資家への一部融資債権売却が進まず、自行のバランスシートから資金を融通せざるを得なかった。
レバレッジドローン14億ドルと投資不適格級(ジャンク)債10億ドルを大幅な割り引き価格で売却しようとしたが、最終的に棚上げ。ウォール街の金融機関は当時、バランスシートで既に多額の債権を抱えていた。
その後、レバレッジドファイナンスの市況は改善し、銀行が一部債権の処分を試みる機会が出てきた。レバレッジドローン価格平均が額面1ドル当たり95セント程度に回復したほか、あらゆる借り手が最近の取引で旺盛な需要を確認し、売却規模の拡大や借り入れコストの低減につながっている。
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