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概要:世界最大の航空機メーカー、エアバスは26日、月間生産機数についてより長期的な目標に注力し、中期目標は取り下げる方針を明らかにした。サプライチェーンの問題が継続している上に人手不足もあり、短期的な計画は難しさを増している。
事業環境は依然として複雑とCEO、上期利益は市場予想上回る
23年通期については調整後EBIT予想と720機納入の目標据え置き
世界最大の航空機メーカー、エアバスは26日、月間生産機数についてより長期的な目標に注力し、中期目標は取り下げる方針を明らかにした。サプライチェーンの問題が継続している上に人手不足もあり、短期的な計画は難しさを増している。
エアバスは、2026年までにA320を月間75機生産する目標は軌道に乗っているものの、24年末までに月産65機ペースを達成するという中期目標は断念するとした。必要に応じて「生産計画の戦術的調整」を行っていくと同社は説明した。
サプライチェーンの問題が続く中で、より長期的な目標に重点を移すことでエアバスは生産水準に一段と柔軟性を持たせることが可能になる。A320向けエンジンサプライヤー2社のうちの1社、プラット・アンド・ホイットニーは25日、不具合の可能性が見つかったとして、向こう1年にエアバス機からギアードターボファンエンジン1200台を取り外して点検する必要があると発表した。
この問題は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)以降、積み重なってきているサプライチェーン問題への新たな重しとなる。ギヨーム・フォーリ最高経営責任者(CEO)は26日、事業環境は依然として複雑だと述べた。
上期業績
エアバスが26日発表した1-6月(上期)利益はアナリスト予想を上回った。調整後EBIT(利払い・税引き前利益)は26億ユーロ(約4030億円)に増加。アナリスト予想は25億ユーロだった。売上高は12%増の277億ユーロ。
23年通期については調整後EBIT予想を60億ユーロとし、720機納入目標をあらためて確認した。調整前フリーキャッシュフローは47億ユーロから30億ユーロに減少する見込み。
世界的な健康危機の影響が残り、サプライヤーは人手不足が続き、シートや半導体などさまざまな部品の需要を満たすことができず、エアバスは昨年、年間納入目標を2回引き下げざるを得なかった。今年はそうした事態の回避に努めている。
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