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概要:[東京 21日 ロイター] - 日銀は21日、半期に一度の「金融システムリポート」を公表し、米欧の金融部門で不確実性が高まった3月以降も日本の金融資産は健全・頑強であり、日本の金融システムについて「全
[東京 21日 ロイター] - 日銀は21日、半期に一度の「金融システムリポート」を公表し、米欧の金融部門で不確実性が高まった3月以降も日本の金融資産は健全・頑強であり、日本の金融システムについて「全体として安定性を維持している」と評価した。一方、テールリスクには引き続き警戒が必要だと指摘した。
3月以降、米銀の破綻が相次ぎ、欧州ではクレディ・スイスが救済を受けるなど、世界的な金融環境の引き締まりによる影響が懸念されている。ただ、同リポートでは、日本の金融システムについて米銀と同様の問題が起きる状況にはないとした。
クレジット市場における銀行評価がAT1債を含め米欧に比べて安定していること、有価証券の評価損が実現損になっても耐え得る資本基盤を金融機関が持っていること、個人預金の比率が高く資金調達基盤に不安がないことなどが裏付けになるという。
もっとも、同リポートではテールリスクにも言及。住宅ローンの状況などをみると、所得減少や金利上昇に対してストレス耐性が相対的に低い家計債務者が増えている。国内企業のデフォルトリスクが零細企業と取引の多い地域金融機関に集中する傾向があることなどにも注意が必要だとした。
(杉山健太郎)
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