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概要:7日発表予定の3月の米雇用統計では、雇用のペースが引き続き堅調であるものの労働需要は緩やかなことを示す公算が大きい。賃金上昇の鈍化が予想されており、米連邦準備制度理事会(FRB)によるインフレとの闘いに一定の安心感を与える可能性がある。
日銀の黒田総裁が8日で任期満了、9日に植田新総裁が就任
インドとNZは利上げか、オーストラリアの政策決定は予断許さず
7日発表予定の3月の米雇用統計では、雇用のペースが引き続き堅調であるものの労働需要は緩やかなことを示す公算が大きい。賃金上昇の鈍化が予想されており、米連邦準備制度理事会(FRB)によるインフレとの闘いに一定の安心感を与える可能性がある。
ブルームバーグのエコノミスト調査の中央値では、非農業部門雇用者数は3月に前月比25万人近く増加したと見込まれている。2月は同31万1000人増だった。
米国の雇用の伸びは11カ月連続で予想を上回っており、1998年以降のブルームバーグの集計データでは最長となっている。
労働力の需要は供給をほぼ2対1の割合で上回っている一方で、賃金の伸びはさらに鈍化の兆しを見せている。3月の平均時給は前年同月比4.3%増と、2021年7月以来最も小幅な伸びになると予想されている。
5月2、3両日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)の前に発表される雇用統計は3月分が最後となる。基調的なインフレ圧力は依然として強いが、金融当局者らは1年にわたる一連の利上げによる信用状況への累積的影響も考慮に入れている。複数の銀行が最近破綻する前から、金融機関は融資基準を引き締めていた。
雇用統計では、失業率が依然として歴史的低水準に近いことも示される見通し。米経済指標ではこのほか、2月の求人件数や3月の製造業および非製造業の購買担当者調査なども今週発表される。
クックFRB理事やクリーブランド連銀のメスター総裁、セントルイス連銀のブラード総裁の講演も予定されている。
カナダでは、カナダ銀行(中央銀行)が企業と消費者の景況感調査結果を公表するほか、4月12日の政策金利決定を前に労働市場の最新データも発表される。
日本銀行の黒田東彦総裁は8日に任期満了となり、9日に植田和男新総裁が就任する。インドとニュージーランドの中銀は利上げする可能性がある一方、チリとポーランドの中銀は金利据え置きの公算が大きい。オーストラリア中銀の政策決定は予断を許さない状況だ。
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