简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:混乱の中で金融緩和時代が終了したことを受け、今年が新興国資産にとって絶好調な年になるとの期待がしぼんだ。
新興国株は1-3月に上昇したが、先進国株の上げを下回る
年明けに新興国株は上昇していたが、銀行混乱で不安定な値動きに
混乱の中で金融緩和時代が終了したことを受け、今年が新興国資産にとって絶好調な年になるとの期待がしぼんだ。
大きく期待されていた2023年の新興国市場投資のストーリーは、1-3月(第1四半期)の相場乱高下によって現実に引き戻され、相場に回復力があるとの見方や、まずまずのリターンへの期待に変わりつつある。
米金融当局の積極的な利上げ観測の後退や、中国の成長期待で年明けに相場は上昇していたが、すぐに不安定な値動きとなった。世界的な銀行の混乱が投資家の信頼を揺るがしたためだ。こうした不安感を受け、新興国株は一時の上げ幅を縮小し、1-3月は3.5%上昇と、先進国株の約半分の値上がりにとどまった。ドル建て新興国債の上昇率は1.7%と、世界の債券セグメントの中で最も低い。
ただ、「先進国市場が大規模な需要減速を図る状況」の中で、2022年の相場低迷後にたとえ小幅でも上昇していることは、ある程度の回復力を浮き彫りにしていると、モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントのマネーマネジャー、スティーブン・クアトリー氏が指摘した。
同氏は「1年余り前に米政策金利が5%近辺となり、ドルが上昇しているが、新興国市場は持ちこたえていると言ったら、驚かれていただろう」と指摘。モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントは1月、10年間にわたる新興国株のアウトパフォーマンスが始まったと指摘し、魅力的なバリュエーションで比較的リスクの高い資産を購入するために米国株から資金を引き揚げていた。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。