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原油先物小動き、米利上げ加速懸念受けた下げ一服
概要：［８日 ロイター］ - 原油先物はアジア時間８日序盤の取引で小動き。前日は米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の一段と積極的な利上げが原油需要を下押しするとの懸念で急落したが、米原油在庫の減少を示すデータを受け
［８日 ロイター］ - 原油先物はアジア時間８日序盤の取引で小動き。前日は米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の一段と積極的な利上げが原油需要を下押しするとの懸念で急落したが、米原油在庫の減少を示すデータを受けて下げ一服となっている。
北海ブレント先物４月物は０１２０ＧＭＴ（日本時間午前１０時２０分）時点で０．０８ドル高の１バレル＝８３．３７ドル。米ＷＴＩ先物は０．０４ドル安の７７．５４ドル。
市場筋によると、米石油協会（ＡＰＩ）が発表した３日までの週の在庫統計は約３８０万バレル減少。ロイターがまとめた市場予想は４０万バレル増だった。
ブレント、ＷＴＩともに７日は３％超急落。パウエルＦＲＢ議長が上院銀行委員会で行った証言で、金利を従来の想定以上に引き上げる必要がある公算が大きいとの見方を示したことが売り材料となった。
ＡＮＺリサーチのアナリストは顧客向けノートで、パウエル氏の発言を受け米国の原油需要が減退する懸念が強まったと指摘した。
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